災害の現場でも鍼灸やマッサージ治療が活躍します。
被災者のケアの一つとして、心と体のアプローチができるこの治療は、特別な設備や機械が必要ありません。
人間がもともと持っている自然治癒力を活用するからなんですね。
地震を始めとするさまざまな災害では、心的外傷後ストレス障害、いわゆるPTSDというものものが発生しやすいといわれます。
被災地での鍼灸マッサージのボランティア活動では、被災者のかたへの施術の際、数十分という時間の中でゆっくりお話を伺ったり、体の不調や痛みを改善してゆきます。
一人ひとり異なる治療をしていくんですね。