肺の慢性病の一つにCOPDというものがあります。
これは、慢性閉塞性肺疾患というもので、日本でもこの病気の患者が多いといわれています。
このCOPDに鍼灸治療が有効という内容の記事が、5月26日付けの日本経済新聞や各社新聞に掲載されました。
京都大学と明治国際大学が発表したものですが、「たばこや大気汚染の影響で呼吸が徐々に困難になる慢性閉塞性肺疾患(COPD)で起きる息切れを和らげるのに、はり治療が有効」という報告でした。
COPDは主に喫煙が原因とされ、息切れや呼吸困難などの症状が特徴的です。
ひどくなると日常生活にも影響が出る病気です。
つらい症状を少しでも鍼灸治療が和らげてくれるのであれば、すばらしいことですね。